2017年7月25日火曜日

本当のスケルトン


CHRONOSWISS VITA クロノスイス ヴィータ CH7523SV


なかなかのインパクトでしょう!

ちょっとイメージが異なるでしょうが、クロノスイス。
現在の状態は何とも云えない状況ですが、以前のクロノスイスといいますと魅力的な時計でした。

ブランドコンセプトがはっきりしていて、とても時計らしく、それでいて汎用でないブランドでした。玄人うけするといいましょうか、時計好きには好評のブランドだったように想います。


CHRONOSWISS VITA クロノスイス ヴィータ CH7523SV


幾つか魅力的なモデルがございましたが、その中でも個性の強かったモデル「ヴィータ」。

この数年程前から文字盤がスケルトン仕様になったモデルが急激に増えましたが、最近のモデルが複雑なモデルが多いのでスケルトンとはいえ、まさに骨抜きに機械が見えるというのとは少し感覚が違うように想います。こぅ、デザインされたスケルトンと申しましょうか。


CHRONOSWISS VITA クロノスイス ヴィータ CH7523SV


さかのぼりますと、クォーツができる前の機械式時計はより薄くより小さくという、切磋琢磨がありました。

その延長線上とは云いませんが、90年代以前には一部の高級メーカーにおいて金無垢薄型2針の時計にスケルトンモデルがございました。
正に削ぎ落とされた時計で、それはもう美術工芸品のようでもあり、技術を見せつけるようでもありました。
・・・そして、オッチャン時計でした。


CHRONOSWISS VITA クロノスイス ヴィータ CH7523SV


過去のスケルトン。現在のスケルトン。
そのどちらでもなく、オッチャン時計でもなく、モダンでもない、そんな他にあまり比較のないスケルトン「ヴィータ」。

スケルトンでありながらもクロノグラフで、デイトも上手くデザインされています。


CHRONOSWISS VITA クロノスイス ヴィータ CH7523SV


CHRONOSWISS VITA クロノスイス ヴィータ CH7523SV

バックル部のしつらえにも感心します。
革ベルトの尾錠もそうですが、クロノスイスのこういった部分は本当に素敵です。

とここでようやくですが。
このヴィータ、少し違和感があったと思うのです。と申しますのは、ブレスが装着されているのです!
これは皆さん見たことないでしょう!!

はっきり云いますが、革ベルトの似合う時計だと想います。
それに、クロノスイスをブレス仕様にされている方を殆ど見たことが御座いません。
このブレス、ちょっとアクが強いのです。

アクの強いブレス。
昔はオッチャン時計のスケルトン。
こうくれば、悪ノリしてみるものです。
案外ハマるものです。


CHRONOSWISS VITA クロノスイス ヴィータ CH7523SV


ベルトで楽しむ、型にはまらない、時計の楽しみ方は自由ですが、やはりそこにはベースとなる時計本体の素質が重要となるでしょう。

クロノスイス、そしてヴィータ。
深く噛み締めてみると、とても時計らしく、純粋に機械式時計を愉しませてくれるモデルのように感じます。

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