2017年8月30日水曜日

ロレックス サブマリーナ5508



サテサテ続きます。

「ロレックス サブマリーナ5508」
前回の5512よりもう一つ古く、55年程前のモデルです。
大きく違うのはこのモデルまではリューズガードがありません。また真鍮ベゼルの雰囲気も異なりますね。今のモデルと比べると格段に小さく、よりクラシカルでまさに「ヴィンテージ」感ただよいます。

いやはや、遡るのはよくありません。
ドロ沼ですからね・・・
しかし、カッコイイなと想います。









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2017年8月28日月曜日

ロレックス サブマリーナ5512MM



先日Facebookにて約40年程前のフェラーリの写真を掲載しました。
という事で、その気になってしまったので少し古い時計を続けて。
やっぱり古い物好きです。

「ロレックス サブマリーナ5512MM」
60〜70年代のモデルです。ダイバーウォッチというとロレックス サブマリーナや、ブランパン フィフティファゾムスあたりを思い浮かべられる方が多かと想いますが、このデザインの不変性は凄いですね。

この5512は今や稀少なモデルで、特にこの個体は更なる稀少性を持った個体です。ミニッツサークル、ミラーダイヤルに2ライン。リューズドット無しのリベットブレスです。

現在スポーツロレックスのヴィンテージモデルは、時計業界の中でも特異な分野となっており、世界中のファンの方々の想いは非常に強くそれは世界的なオークションにおいても顕著です。

私は個人的に、こういった古いモデルのフォルムや風合いや佇まいが琴線に触れるトコロです。










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2017年8月21日月曜日

洗礼されすぎていない良さ?

ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


2017年ZENITH、ジャンクロード・ビバー氏により注目を浴びるでしょうね。
既に革新的に発表された新作は、過去の成功例の背景を感じる要素が含まれています。

もちろんソレは皮肉ではなく、引き続きの勝利を感じるとしてよいのでしょう。

例えばジラールペルゴのロレアート。
ジェラルドジェンタデザインのラグジュアリースポーツの勝利の方程式からいくと、かなり後発となりました。
にもかかわらず、市場の評価は好評のようです。事実、トータル的に良くできた時計だと感じます。

また先に記したゼニス2017新作、これも既に好評の兆しです。
ということで現在も続く腕時計新作のトレンドは、長くその主流が保たれていると云えるでしょう。


ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


しかしながらそうなると、過去のモデルに目を向けられる方が一定量いらっしゃるのも事実。
また、純粋たる好みがソチラである方がみえるというのもこれまた嗜好の自由。

このエリートはソチラ側になるでしょうか。
洗礼されすぎていない感じが、何とも安心というか好感というか。
されどなかなかハンサムにも見えます。


ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


スラッと細く長く、非常に美しいバランスのラグだと想います。


ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


リューズの大きさも秀逸だと想います。スターマーク。


ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


観音開きのフォールディングバックル。


ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


ゼニスといえば機械ですね。
マニュファクチュールとル・ロックルの文字がゼニスらしさを感じると共に、静かに主張しているように感じます。


ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


リザーブ・ド・マルシェのデザインはシンプルでありながら個性を感じます。
インデックスをアラビア数字とバーのコンビネーションにしたあたりも上手に感じて。

37mmというサイズはやはりとても日本人の腕にのりやすく想いますし、それに合わすかのように厚さもちょうど良い厚みです。

ブランド問わず、このパターンからいくとシルバー文字盤が多いと思うのですが、ブラック文字盤という所がこの時計のミソになるでしょうか。
ドレスタイプの時計で黒文字盤でバランスの良いモデルは決して多くないように想います。

・・・ナカナカ、男前でしょ。


ゼニス クラス エリート リザーブドマルシェ ZENITH Elite 03.1125.685/21.C490


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2017年8月12日土曜日

ベルルッティ ウォッチケース



ベルルッティ。
革物がお好きな方でしたらご存知のブランド。
時計でいうとウブロとなりますね、コラボレーションモデル。




エドワードグリーン、ジョンロブ、JMウエストン、オールデン、きりがないのですが名だたるメーカーと比べてもベルルッティの個性は独特ではないでしょうか。

アンディ、アレッサンドロ等の代表作、そしてカラーバリエーションが特徴かと想いますが、素人目に見てもベネツィアンレザーの質感やカリグラフィーはわかりやすい特徴に想えます。




ウォッチケースです。
スタンプ入り。
製造数はかなり少ないようです。

ウォッチケースというと地味な物が多い気がしますが、小物は派手な方が好きです。












質感の良い物はうっとりしますね。


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2017年8月10日木曜日

色白は綺麗デス。

ZEITWINKEL 082° ツァイトヴィンケル 082° フランフーエナメル


ツァイトヴィンケル。
聞き慣れないブランドですが、お好きな方でしたらご存知のブランド。

この時計はとても凝った造りがすばらしいのですが、何がすばらしいってこのブランドをご存知でない方が「良い時計ですね」とよくおっしゃって戴く所です。


ZEITWINKEL 082° ツァイトヴィンケル 082° フランフーエナメル


このブランドの時計は非常にシンプルで如何にもドイツ時計なのですが、スイスで製造しています。
ジュラ渓谷のサン・ティミエで製造というのがGoodですね。


ZEITWINKEL 082° ツァイトヴィンケル 082° フランフーエナメル


ケースにしてもそうで此処彼処にドイツ時計のテイストを感じるのですが、特にはランゲアンドゾーネと同様にムーブメントに洋銀を採用するあたりはビックリします。

なかなか見ることができない高級仕様ですね。


ZEITWINKEL 082° ツァイトヴィンケル 082° フランフーエナメル


そしてこのモデルの特徴はグランフーエナメル。本物です。
ホワイトと発色の難しい淡いブルーのコントラストが、機械の洋銀に負けじと魅力的です。

ここ数年エナメル文字盤が注目され、各ブランドがこぞってエナメル文字盤のモデルをリリースしていますが、このモデル上位入賞と云えるのではないでしょうか。


ZEITWINKEL 082° ツァイトヴィンケル 082° フランフーエナメル


この無骨な感じ、お好きな方には感じるところです。


ZEITWINKEL 082° ツァイトヴィンケル 082° フランフーエナメル


ムーブメントに重きを置くブランド。そのコンセプトを感じます。
39mm径に72時間パワーリザーブ。


ZEITWINKEL 082° ツァイトヴィンケル 082° フランフーエナメル


文字盤のインデックスは既存と違い、ツァイトヴィンケル独自のフォントなのです。
また従来のモデルと違い、このエナメル文字盤用に針の形状や仕上げを変えた特別なモデルなのです。


ZEITWINKEL 082° ツァイトヴィンケル 082° フランフーエナメル


シンプルなのですが、表も裏も中もこだわり、とても奥が深い時計ではないでしょうか。
「誠実な時計を作ることを信条とする」というだけの事はあります。

価格設定もとても良心的で、製造数も少ないレアモデル。
大手メゾンの時計では見る事のできない心地よさを感じます。
時計の奥深さを知り、先入観に囚われず真の満足感を得られる時計の一つ、と云えるかもしれませんね。


ZEITWINKEL 082° ツァイトヴィンケル 082° フランフーエナメル



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2017年8月3日木曜日

totteoki

JAEGER-LE COULTRE MASTER MEMOVOX ジャガールクルト マスターメモボックス 144.8.94


前回掲載のウルバンヤーゲンセン。
好みは千差万別とはいえ、拘った時計であり、一般的にハイクラスな時計といえるでしょう。

その次の掲載の題名が「とっておき」。
そうくれば、パテックフィリップかリシャールミルか、はてはランゲアンドゾーネかFPジュルヌか、さてはフィリップデュフォーかロジャースミスか。


JAEGER-LE COULTRE MASTER MEMOVOX ジャガールクルト マスターメモボックス 144.8.94


・・・メモボックスなのです。
そうジャガールクルト。手巻きの36mm径です。
私はこの時計、好きなのです。


JAEGER-LE COULTRE MASTER MEMOVOX ジャガールクルト マスターメモボックス 144.8.94


ジャガールクルトといえばレベルソ、と云っても過言ではないのかもしれません。
しかし、アイコンモデルになりうるやモデルのもう一つがメモボックスだと云えると想うのです。

確か1950年代頃から始まったと思うのですが、アンティーク市場でもよくみかけます。
また90年代以降もシルバー文字盤のシリーズやマスターブラックシリーズなど、その時代その時代においてのラインアップがありました。


JAEGER-LE COULTRE MASTER MEMOVOX ジャガールクルト マスターメモボックス 144.8.94


このモデルは最後の手巻きモデルで、ちょうどマスターブラックシリーズの時期との過渡期あたりでしたので、あまりイメージに無いかたも多いかと思います。
多分一般的にも黒文字盤/SSブレス付きのイメージが強いのではないでしょうか。


JAEGER-LE COULTRE MASTER MEMOVOX ジャガールクルト マスターメモボックス 144.8.94


このモデルは一見シンプルな3針モデルに見えながらも、リューズが2つ。
一般的ではないアラームという機構。

昔のアラームウォッチのイメージにあるセミではなく、リンの澄んだ音色が持ち主のある部分を刺激するように感じます。
それはリピーターに感じる奥床しさとは少し違う、もう少し人との距離が近い感じのするものでありながら、少し非現実を感じさせてくれるような感覚と申しましょうか。


JAEGER-LE COULTRE MASTER MEMOVOX ジャガールクルト マスターメモボックス 144.8.94


また何より好んでいるのが、全体のバランスだと感じています。
そのケース径、厚み、そして、インデックス、針、スペース。
インデックスはクサビとアラビア数字と夜光がミックスされています。
そしてそれに付随した針。

ウルトラスリムほどクラシックではない所がまた微妙なバランスに感じます。
ベルトによると想いますが、着用するシーンを選ばない時計ではないでしょうか。
そして、所有者が多くないモデルなのです。


JAEGER-LE COULTRE MASTER MEMOVOX ジャガールクルト マスターメモボックス 144.8.94


ジャガールクルトというクォリティーで製造されている前提があることは云うまでもないでしょう。


JAEGER-LE COULTRE MASTER MEMOVOX ジャガールクルト マスターメモボックス 144.8.94


一式付属の正規品ワンオーナーでごくわずかのご使用です。


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