2017年12月31日日曜日

2017年ありがとうございました


さて考える暇もないような社会情勢ながら、考えないと取り残されてしまうような時代。
時計に関してはどうでしょうか。
これでもかと沢山生産しているようにも想いますし、限定品の多さにも驚きながら、品質の向上は明らかで、キラッと光る物があるのも事実です。
多くの方とお話しながら、やはり最終的には人なんだと辿り着くところです。色々なお客様のご要望に対し、可能な限り真摯に時計コンシェルジュであることを確認した大晦日デシタ。

2017年ありがとうございました。
感謝するということの真意を、今までとちがう深さで理解できました。

新年は4日より営業致します。
日曜日10:00〜19:00固定営業日、その他の曜日は一度ご連絡戴ければ幸いでございます。
ゆっくりとお話できればと想いますので、お気軽にお問い合わせください。

来年もよろしくお付き合いくださいませ。   長﨑時計舎



2017年12月3日日曜日

「Piaget ピアジェ」というブランド。

Gouverneur G0A3711
ラウンドケースにオーバル文字盤


ハイジュエラーとしてのイメージが強いピアジェ。時計に詳しい方はご存知ですが、実は文武両道、名門マニュファクチャのウォッチブランドなのです。

国内においても主に百貨店での販売が多く、かつ店頭に並んでいるモデルもジュエリーモデルが多いのですが、その奥は深く非常に高い技術力を備えています。
事実、ヨーロッパでの位置づけは非常に高いのです。


Altiplano G0A42052
自社製極薄自動巻き限定品


そして何と云ってもピアジェといえば薄型ムーブメント。ジャガールクルトもそのイメージが強いですが、最薄はピアジェなのです。手巻きのキャリパーとケースを一体化させて造られたモデルは極限まで薄くしたと云っても過言ではないのです。ピアジェほど長期に渡り薄型に注力してきたメーカーは他に無いとおもいます。


Altiplano G0A39111 
世界最薄手巻ウォッチ900P


昔の時計造りは小型化・薄型化をめざしたわけですが、成熟しきった昨今は違う方向を向いています。
されどとは云え、時計の究極の一つに薄型があるというのは今だ健在だと想います。玄人になればなるほど。


Piaget Vintage Inspiratio G0A42236
丸型クッションの大型特有ケース


またもう一つのピアジェの特徴がデザイン。

1970年代に発表されアンディーウォーホルが愛用した、丸みのある独特のクッションケースなどは代表的ですが、見る人が見れば、そしてよくよく見ればなのですが、ピアジェ独特のデザイン感があり、それは1970〜1980年代を想い出させるかのようにも感じます。
このデザイン、ピンとくる方には相当響くはずです。


Limelight Magic Hour G0A32096
キャッツアイのような横型オーバル



Limelight Magic Hour G0A35099
ジュエリーが似合う時計



Limelight Diamonds G0A39202
ブラックが似合う時計


Possession G0A35083
ラウンドケース幅広ベゼルにオーバル文字盤



Piaget Polo S G0A42001
ラウンドケースに八角風文字盤の限定品



Piaget Polo S G0A41002
昨今主流のスタイル


人気や付加価値に選択要素を置かれる方が増えた昨今、真の物の価値に目を向け、かつ自身の感性に選択権を与えるのは粋といえるのではないでしょうか。

そんな選択肢の一つにピアジェ。悪くないと想うのです。



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