長﨑時計舎の時計好きブログ: 不動のダイバーズウォッチ

フィフティファゾムスMIL-SPEC　N050080011030NB52A

経験上ですが、ダイバーズウォッチの人気は不動の人気と云えるかと想います。

スポーツタイプモデルにおいて、パイロットウォッチがあれば近年流行りのラグジュアリースポーツもありますが、やはりダイバーズウォッチの販売数というのは一定のものがあります。

フィフティファゾムスMIL-SPEC　N050080011030NB52A

ではダイバーズウォッチといえば、どのモデルを思い浮かべられるでしょうか？

実際のところ、各ブランドからラインアップされている云いたくなるほど多いので、それぞれの主観によるところでしょう。

とはいえ歴史や造り、そして人気もふまえそれなりの評価は下されているものです。

とすればやはり、一つはロレックスサブマリーナ、もう一つは「ブランパンフィフティファゾムス」と云えるでしょう。

フィフティファゾムスMIL-SPEC　N050080011030NB52A

1953年に誕生したフィフティファゾムスは時の流れを経て、2007年に復活を遂げます。

このモデル(最後の比較画像に掲載)は非常に完成度が高く、10年を超え今なお支持され造り続けられています。

またこのモデルをベースとし、新たなるバリエーションの限定品等も幾つかリリースされています。その一つで2017年に発表されたモデルがこの「フィフティファゾムスMIL-SPEC」となります。

大きな特徴は二つ。

一つはご覧の通りの6時位置のディスクで、ケース内に液体が入り込んだ場合ホワイトがレッドに変わり異常を知らせる水密性表示ディスクとなっています。このディスクがミルスペック感を強くしていますね。

そしてもう一つがサイズ。45mmというフィフティファゾムスにおいて、このモデルは40mmなのです。日本人を含むアジア人において、45mmというサイズのフィフティファゾムスはどうしても持ち主の手首を選んでしまうように感じていました。その点においてこの40mmファゾムスというのは、大きな要素だと感じます。

今までサイズが故、いやサイズのみで合点がいかなかった時計好きにもチャンス到来と云えるでしょう。