長﨑時計舎の時計好きブログ: 何処を見ても変わっている？

Bell&Ross ヴィンテージWW2 レギュレター VINTAGE WW2 REG-HERI-CA

一目で感じることができるパイロット感。

よくまとまっているように見えますが、どの部分を見ても一般的な時計とは違ったディテールとなっているのです。レフトハンド、レギュレターで秒針が12時位置・時間が6時位置、そして何と云ってもベゼルが特徴的です。

また文字盤を主としたヴィンテージテイストが非常に上手く表現されています。ケース・文字盤・インデックスの色のコントラストがGood。スエードベルトも上手ですし、玉葱型リューズもバッチりです。

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そしてケース径が49mmと知ると驚きます。ケース径に関しましては割と販売店も緩慢な発言をしますし、思いの外お客様も許容されることが多いので結果オーライかもしれませんが、49mmとなるとそうもいきませんし、私もあまりルーズにしたくありませんので緩慢発言は控えますが、このモデルに関しては可動式ラグになっていますゆえ通常モデルで45mm程で問題なければ許容かと想います。

見方を変えると、可動式ラグの効果はすごいと想いました。本来パイロットウォッチの用途を考えた上での可動式ラグだと思いますが。

時計のサイズというのは、時計を楽しむうえで大きな要素だと想います。そしてこれは時間の経過と共に微妙な変化を生むように感じます。

例えば小径好みであれば、今となっては30mm〜34mmというのはしっくりこなくなったかもしれません。35mm〜38mmくらいがお薦めしやすいようにも感じます。

また一般的なサイズとしては39mm〜43mmという感覚でしょうか。長らく続いた大径ブームも落ち着いてきましたので、44mm〜のサイズはそれなりの体格の方がお似合いになるようにも想います。

ただしこれはあくまで目安、ベストはその方に似合うサイズ、そのモデルに似合うサイズですね。更には、気に入れば関係ナイが究極でしょうか。