2017年1月18日水曜日

美しい時計


Ref:3796R


現在の時計事情をみると、相当数の選択肢があります。

現行品ですと、超絶コンプリケーション時計、拘りぬいた手造り時計、ハイスペックの復刻モデル、コストパフォーマンスに優れたデイリーユースモデル。

アンティークですと、人気のスポーツロレックス、何といってもパテックフィリップ、多種名機のクロノグラフ、懐中時計コレクション。

加えて、1980〜2000年代初旬に造られた時計にもいくつか銘品がございます。
その代表の一つが「パテックフィリップ3796」。

比較するものさしの違いはさておき、トータルバランスが優れており時経ても色褪せない魅力を感じるこの時計は、やはり当時謳われたように「美しい時計」だと心底想ってしまいます。

求めるところは人それぞれですが、「よい時計を所有したい」との想いを満たせてくれる一つの答えだと想う気持ちは永年薄れることはないようです。




Ref:3796R


Ref:3796R


Ref:3796R


Ref:3796R


Ref:3796R


Ref:3796R


Ref:3796R


ローズゴールドにアイボリー文字盤は一番オーソドックスでしょうか。BOX・取説・保証書一式付属のワンオーナーで未研磨のUSED品です。


〒514-0032 三重県津市中央5-5
TEL:090-2573-7985

2017年1月7日土曜日

通好みなダイバー「クロノグラフ1959」、いや「ディープシークロノグラフ」


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


ジャガールクルトというと、まずは「レベルソ」次に「マスターシリーズ」という認識は間違っていないかと思います。


それ以外はというと、ざっくりは丸型スポーツタイプといった所でしょうか。
「コンプレッサーシリーズ」あたりはピンときますかね。


今回ご紹介させて戴くモデルは2010年あたりから続いたディープシーシリーズの「ディープシークロノグラフ」。日本ではブランド間の関係上「クロノグラフ1959」と名付けられました。


1930年代に造られた計器よりインスピレーションを、そして1959年に造られたメモヴォックス ディープシーをオマージュ、といった具合でしょうか。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


このクロノグラフには作動インジケーターがロゴ下部に付いているのが目立ちますので、説明には必ずと言っていいほど記されていると思います。クロノグラフ作動時は赤くなります。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


文字盤の質感、夜光塗料ののり方、スモールセコンドの段差、好感です。このモデルに合っているように想います。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


このベゼルは回転します。質感もラシクてGood。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


42mmのケース形状、上手く造られたクラシックなベゼル、緩やかなドーム型のサファイヤクリスタル風防。
このあたりから見た佇まいはアンティークダイバー好きの反応を計算された造りに想えてしかたがありません。確信的です。そして、お見事です。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


ベルトや尾錠まで、手抜きすることなく仕上げるところは流石ジャガールクルト。真面目です。


ジャガールクルトの系譜を見直した時に、コンプレッサーシリーズ・スクワドラシリーズ・グランスポールシリーズなどと比較してみると、ディープシーシリーズのようなクラシックスタイルの方がしっくりき易いように感じます。一辺倒、もオモシロくないですが。


皆が好きなダイバーのテイストを充分そして忠実に形にし、100m防水などスペックは現代、造ったのはジャガールクルト。
視線が止まるに価する時計ではないでしょうか。


BOX・取説・正規保証書、一式揃ったUSED品です。傷も一箇所を除いてほぼ目立つ傷はなく、コンディションも抜群です。
気になられましたら、お問い合わせ下さい。



〒514-0032 三重県 津市中央5-5
TEL:090-2573-7985

2016年12月31日土曜日

2016年ありがとうございました







                                                                                                   長﨑時計舎STARTの2016年、気がつけば今このブログを綴っています。
年齢もさることながら、現在の社会状況、そして大きなチャレンジ、早く過ぎ去らない訳がないのですが、ともあれ新しいコトを始めるという事で多くの経験や学びがありました。


SNSや紙媒体においての発信に時間が費やせなかった点、これを2017年に。
そして、ラシクあることを忘れずに。


2016年ありがとうございました。
多くの方に感謝の想いで一杯になるスタートの年でした。


新年は4日より営業いたします。
日曜日10:00〜19:00固定営業日、その他の曜日は一度ご連絡戴ければ幸いで御座います。
ゆっくりとお話しできればと想いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


来年もよろしくお付き合いくださいませ。   長﨑時計舎

2016年12月20日火曜日

人気者「ロイヤルオーク」



何年か前からのロイヤルオークの人気ぶりには驚かされます。オーデマピゲというメーカー、ロイヤルオークという銘品、実際の品質、別に驚く理由はないのですが流行りというものがあります。ソウ、昔は人気が無かった。




ジェラルドジェンタさんが他界され、それも影響がないわけでは無いのでしょうが、ロイヤルオークを含めノーチラスなどの「ジェンタデザインのスポーツタイプ」の人気熱の長さには関心します。
ジラールペルゴも遅ればせながらロレアートのようですね。


実際は好き嫌い、あるでしょうけどね。
できれば自身の好きの基準が通っている方が、愉しめるように想います。
しかしながら時に、人気に揺さぶられたりする。急にもよおしたように。
人間ですから、そんなバランスが一番快適だったりするのではないでしょうか。




このモデルはレディースクォーツの旧タイプです。
(画像の手首は細めの男性です)
BOXと正規保証書付属で、未使用に近いほど綺麗な状態です。
青文字盤というところに気が魅かれます。


そういえば、晩年ジェンタさんにお逢いした時にサイン入りのデッサンを戴いたの何処にいったかな?


〒514-0032 三重県津市中央5-5
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2016年12月8日木曜日

記念すべき1番目は「パテックフィリップ」!



パテックフィリップといえば時計好きの方であれば大半の方がご存知のブランドであり、その立ち位置たるや周知の事実です。


15年ほど前までは「いつかはクラウン」ならぬ「いつかはパテック」状態でした。
さかのぼると、その頃は大手ブランドといえど100万円を超えているモデルは殆ど無い時代に、パッテックフィリップは基本的に100万円〜の時計でした。


そして何より凄いのが、お金があるならば買う時計というわけではなく、品位風格といったものを意識させられるものが感じ取れました。
例えていうならば、強ければいいというものでない「横綱」のようなイメージでしょうか。


もちろん私も魅了されてしまった一人なのです。


2000年代の途中より始まった時計業界の大きな波により、ほぼ全てのブランドがモデルを一新しはじめました。
パテックフィリップも例外でなく、モデル番号でいうと頭数字が3から5に変わりサイズも大きくなりました。ここで一つ大きな区切りとなったと思います。


今回ご紹介させて戴くパテックフィリップは、王道たるモデルライン「カラトラバ」の王道たるモデル「クンロク」です。
当時「世界一美しい時計」と謳われたモデルです。


このモデルRef:3796Sは、ホワイトゴールドにピングダイヤルの日本限定品でグラスバックとなっています。ケース径は30,5mm。
国内正規品で数回の使用という、ナカナカみることのできないコンディションです。BOXと保証書も付属致します。


ヴィンテージパテックたるやその価格は他の時計と一線を画すと言わざるを得ないですが、この未来のヴィンテージ達も既に新品時の価格と変わらない価格で流通しているのはやはりパテックフィリップ。
多くの3796を見てきましたが、これほど程度が良くかつ限定品の出物に逢うことは稀であることは事実です。


詳しくはお問い合わせ下さい。画像を送信させて戴くことも可能です。


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