2017年1月7日土曜日

通好みなダイバー「クロノグラフ1959」、いや「ディープシークロノグラフ」


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


ジャガールクルトというと、まずは「レベルソ」次に「マスターシリーズ」という認識は間違っていないかと思います。


それ以外はというと、ざっくりは丸型スポーツタイプといった所でしょうか。
「コンプレッサーシリーズ」あたりはピンときますかね。


今回ご紹介させて戴くモデルは2010年あたりから続いたディープシーシリーズの「ディープシークロノグラフ」。日本ではブランド間の関係上「クロノグラフ1959」と名付けられました。


1930年代に造られた計器よりインスピレーションを、そして1959年に造られたメモヴォックス ディープシーをオマージュ、といった具合でしょうか。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


このクロノグラフには作動インジケーターがロゴ下部に付いているのが目立ちますので、説明には必ずと言っていいほど記されていると思います。クロノグラフ作動時は赤くなります。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


文字盤の質感、夜光塗料ののり方、スモールセコンドの段差、好感です。このモデルに合っているように想います。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


このベゼルは回転します。質感もラシクてGood。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


42mmのケース形状、上手く造られたクラシックなベゼル、緩やかなドーム型のサファイヤクリスタル風防。
このあたりから見た佇まいはアンティークダイバー好きの反応を計算された造りに想えてしかたがありません。確信的です。そして、お見事です。


ディープシークロノグラフ クロノグラフ1959 Q2068570


ベルトや尾錠まで、手抜きすることなく仕上げるところは流石ジャガールクルト。真面目です。


ジャガールクルトの系譜を見直した時に、コンプレッサーシリーズ・スクワドラシリーズ・グランスポールシリーズなどと比較してみると、ディープシーシリーズのようなクラシックスタイルの方がしっくりき易いように感じます。一辺倒、もオモシロくないですが。


皆が好きなダイバーのテイストを充分そして忠実に形にし、100m防水などスペックは現代、造ったのはジャガールクルト。
視線が止まるに価する時計ではないでしょうか。


BOX・取説・正規保証書、一式揃ったUSED品です。傷も一箇所を除いてほぼ目立つ傷はなく、コンディションも抜群です。
気になられましたら、お問い合わせ下さい。



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